じょじのにっき

女児のブログです。百合の話がメインです。Vtuberになりました。

月間百合情報2021年2月号とオタクの悲しみ

こんばんは健康診断の採血が普通に怖い5歳児の女児です。

本日も百合姫の感想とかアレとかアレです。

 

 読切

  • 再定義する希望/こるせ

「終末世界百合アンソロジー」にて表紙を担当されたこるせ先生による終末世界のSF百合。人の滅びた世界で少女とアンドロイドが出会うって感じの内容かな。

ディストピアと見せかけて最後には一筋の希望に向かって歩み出す良い作品でした。終末に向かっていくような希望のない作品もいいですがやはりこういうのは王道で良い。

こるせ先生の作風とSFの世界観がマッチしていてとてもよかったです。絵が良い。

 

 

 

  • シュガーホーム/和泉キリフ

1月号の「キュンとふわふわ」以来の和泉キリフ先生による高校生と大学生の1歳差百合。

やはり絵柄がとてもかわいくていいですね。「彼女に見合った自分になれているかどうか」というのは前作と同様のテーマに感じます。

1歳差とはいえ、やはり高校生と大学生では見えてる景色が違うんですよね。そういうところも共感できていい作品でした。

 

 

 

  • 死にたがりに天使は微笑む/くわばらたもつ

社会人百合でお馴染みくわばらたもつ先生の作品。自殺したい社会人の女の子と天使のお話。

今流行りの異世界転生の話が出てきて笑ってしまいました。てか同誌で「わたしの推しは悪役令嬢。」をやってるのに悪役令嬢ネタ持ってくるか……。

 

 

 

  • 強気なわたしの攻めた一日/玉崎たま

「行進子犬に恋文を」の玉崎たま先生による社会人百合。なんかものすごく絵がうまくなった? 気がします。

かわいい系の女の子を前に我慢してるクールタチいいよね! をすごく感じる作品でした。

 

 

 

なんとまさかのLOでお馴染みロリ百合エロ漫画作家白玉もち先生が登場。ロリっ子とその面倒を見ている近所のお姉さんのお話。ロリが攻めです。てかやっぱりロリなんですね。

かなり攻めた内容&背徳的で大変満足いたしました。こんなにやっちゃって大丈夫なんですかね、ここは茜新社ではないんですよ……。

そしてswitchらしきゲームに「KAIAWASE」って書いてあって笑ってしまいました。倫理観が死んでいる。

 

 

 

特別掲載

「いちゃらぶしかない百合アンソロジーコミック2」より特別掲載。百合界の古参タカハシマコ先生による作品です。氏の作品を持ってくるのは中々販促がうまいですね。これは買わざるを得ないか……。

内容としてはセックスをしたい女の子2人ができる場所無いね~みたいな話をするところから始まる作品です。てかタイトルが長い。

 

 

 

連載作品

  • 羽山先生と寺野先生は付き合っている/黄井ぴかち

最終回。なんだかんだと長く続いてきた気がするこの作品、ついに最終回ですね。最後もなんだかんだゆりえっち!!それは必要。

最後もなんだかんだタイトル回収で綺麗に締まってて良かったです。ありがとうございました。

 

 

 

  • ゆめぐりゆりめぐり/はづき

こちらも最終回。これも綺麗に終わりましたね。この作品は言葉で表すと難しいのですがなんというか読んでて心地よい気分になれる良い作品だったのでまだまだ永遠に続きを読みたい気分ではありましたがとりあえず2年間はづき先生にはお疲れ様ですとありがとうございましたの言葉しかないです!

最後のちょっと成長したみんなの姿が見られたのも良かった。個人的に少しだけ髪が伸びたつばきちゃん可愛いなあと。

 

 

 

 

今月期待の百合新刊

一つ年下の幼馴染、更紗の家に少しの間暮らすことになった澪。その初日、リビングの扉を開けた澪が目にしたのは…。ハードで甘い、痛くて切ない、新たな扉が今開く。

 芳文社のFUZより問題作。絵柄が少し人を選びそうですが中々インモラルな感じでどうなるか……。身体が弱かった方がSなのはいいですね。

 

 

 

「女同士ってどうやってセックスするんですかァ!?」。とある事情から仮の住まいを探していた、男運の悪いOL・日代きのめ。姉から居候先として紹介された水城あけびは、姉に恋をしていた!? 実は売れっ子マンガ家兼小説家な彼女は、めちゃくちゃピュアピュアで……。二人の関係にもだえる社会人同居百合。

こちらもFUZより。姉が好きなあけびさんの純情っぷりに主人公のきのめが悶えるって感じの作品かな? きのめちゃんのテンションが常に振り切れてます。あけびさん美人でいいわあ……。

 

 

 

大家さんは思春期! 』の水瀬るるうが描いた人気の百合作品。今や希少な同人誌を加筆修正のうえ1冊にまとめました。表題作をはじめ、学生中心のやわらかくて瑞々しいカップルたち9組。加えて描きおろしエピソードも。ファン必携の作品集です。収録タイトル『君の香り』『私の彼女』『通り雨』『胸騒ぎの放課後』『Touch me』『Told me』『これはよい抱き枕』『夏の話』『クリームソーダ味の』『くだらない話』。 

そしてこちらもFUZ。今月は芳文社からの百合の波動が強いですね。同人誌作品とのことですが軽く読んでみた感じだとちょっと古典百合の香りを感じたかも?

 

 

 

ひととひとでなし、この邂逅がもたらすのは破滅か、それとも――。

「私は君を喰べに来ました。」
突然現れた人魚の少女・汐莉は
海辺の街に独り暮らす女子高生・比名子の手を取り
そう優しく語りかける。

妖怪を惹きつける特別に美味しい
血肉を持つ比名子を求め現れた彼女は、
成熟し、最高の状態を迎えるまで比名子を守り、
そして、
すべてを喰らい尽くす。

遠からぬ未来の理不尽な死を突き付けられ、
比名子の胸に渦巻く想いは――。

「このひとなら私を――…」

KADOKAWAより。話の内容からして結構重そうです。まだ1話を軽く読んだくらいなのでわからないのですがここからどういう風に百合強度を高めていくのか(そもそも高まっていくのか)は気になるところです。絵柄的にはファンタジーな感じではないですが内容は魔物とか出てくるので結構ファンタジーかも? 中間的な作品ってところかな。その部分も期待。 

 

 

 

双子の姉妹「伊澄アコ」「伊澄こまち」。二人と周囲の人々の、過去への「追憶」と未来の「消息」を収録した「ふたごわずらい」の番外編。全編ここでしか読めない新規描き下ろし。 「追憶」潔癖で「正義の味方」な先生、大沢麻紀。彼女が「正しさ」に執着するようになったのには、一人の少女・上代結との出会いと、すれ違いがあった。 「消息」アコとこまちが「仲直り」をした少し後、二人と幼馴染の雪は3人でケーキを食べに行く。しかし、不自然な二人の様子に違和感を覚える雪。なんだか二人の距離が妙に近いような…。 

ふたごわずらい2巻(完結巻)に合わせて発売されております。2巻を買うときは要注意。まだ読んでないですが普通に内容めっちゃ気になりますね……。

 

 

 

てな感じで今月の百合情報でした。ここから少し独り言。

上記の通り「ゆめぐりゆりめぐり」が今月で最終回だったわけなんですが読んだときに「終わっちゃったのかあ……悲しいなぁ」と感じていたのですがよくよく考えたら女児、ゆめぐりゆりめぐりの単行本を買ってないどころかアンケートも出してなかったんですね。

こんな辺境のブログで妄言垂れ流してるだけで好きな漫画が続いてほしいが為の行動が何も出来てない自分というオタクを客観視したときにやはり金を落とさない、反応のないオタクは罪だよなぁと改めて思いました。作品が終わるときにはもう遅いんですよね。これからは応援の気持ちをもっとしっかりと持ちたいと思いました。自分の好きな作品のためにも。