4月は新生活が始まったり始まらなかったりで胸いっぱい百合いっぱい。
こんにちは女児です。新年度始まってしばらく経ちますがいかがお過ごしでしょうか。
女児は特に変化もなくだらだら過ごしておりますってことで今月の百合情報です。
今月の百合姫の雑感
新連載
- しぼりかすこ[現実世界でも幸せにしてくださいね?]
今号からの新連載。
お話としては先輩に渡されたギャルゲーを3徹して全キャラ好感度MAXした主人公が、ゲームの世界からやってきたヒロイン(すでに主人公の事が大好き)と愛を育むといった感じかな?
1話時点では1キャラのみ出てきたものの、ギャルゲーのヒロインにあたる5キャラがこれから登場してくるっぽいので楽しみ。
異世界転生物の作品は昨今増えてますが、あっち側から来るのはあまり見ない気がします。ハーレムものということで主人公総受けのイチャイチャもめっちゃ楽しみ。
読切
- 土屋うさぎ[文系のきみ、理系のあなた]
内容としては文系と理系の先輩後輩が花火大会に行くギャグマンガといった感じです。
お話のまとまりが良く、先輩のキャラも中々かわいくて良かったです。
- 漫画:夜の羊雲 原作:遠井音[近日点はまだ遠く]
第5回百合文芸小説コンテストのコミック百合姫賞受賞作が読切で登場。
内容としては他の星に移住することになった感情の乏しい少女が感情豊かなアンドロイドと心について勉強していくといった感じ。SFチックな作風です。
何より夜の羊雲先生の淡いタッチで主人公の少女や少女を取り巻く環境の儚さがよく表れていたのが良かったです。お話も悲しげ……というほどではないにしろずっと冷たい空気が流れているかのような雰囲気でした。
今後も百合文芸コンテストの作品が載ることもあると思いますが、今回のような作品マッチした絵柄の方が作画を担当されることを期待したいです。
4月発売の注目百合作品
百合ナビさんのこちらのページを参考に書かせていただいております。
やばいアイドルのマネージャーになっちゃった話
SNSで旋風を起こした大人気「ヤニ好きアイドル」がついに登場♪仕方なくマネージャーになって、初めて担当する大人気アイドル「まろん」には裏の顔があった...。舞台上でキラキラしているまろんだが、私生活ではタバコが手放せない、世話の焼ける変わった女の子。「完璧なアイドル」まろんの素顔を隠し通すために、マネージャーとしてサポートしなければ!裏ありアイドル×世話好きマネージャー喫煙所から始まる、二人の物語――。
一迅社のHOWLコミックスより発売。やばいアイドルというよりはタバコ好きなアイドルといった印象でした。
ギャップが良い作品。
噓つき花嫁と同性結婚論
仕事に邁進してきた同性愛者の鴫沢玲は、同性同士での結婚はできないのに、異性婚者の都合にばかり付き合わされる社会に辟易気味。男ウケがよく寿退職したかつての同僚・紗也と街でばったり出くわし好意を抱いていたことを思い出すが、世間話をするうちに紗也に「行くところがないのでひと晩泊めてほしい」と頼まれて…!?“結婚”と“幸せ”の在り方を問う、正反対な二人の奮闘記!
我らが百合姫より発売。コダマナオコ先生待望の新作です。なんやかんや百合姫での作品は久々な気がします。
奔放なノンケに翻弄される作品だと氏の「コキュートス」に収録されていた「モラトリアム」を思い出します。こっちもおススメ。
コダマナオコ先生は「捏造トラップ」のように女子高生を描いても、本作のように社会人を描いても心に刺さる心理描写をされるのがやはり素晴らしいと感じます。
DOUBLE HELIX BLOSSOM
漫画「西馬ごめゆき」×原作「アサウラ」×キャラクターデザイン「SWAV」による、今最も注目されているバディ作品!
警察官である19歳の少女・東雲菊は、とある事件を捜査している最中、
大けがを負ってしまう。現代の医療では治療不可能とされた彼女に残された唯一の道は、長き眠りにつく「コールドスリープ」であった・・・。
次に彼女の意識が戻ったのは、60年後の日本――!
そこで犯罪を取り締まっているのは、彼女が所属していたかつての警察ではなく、民間の警察組織だった。そうした中、重犯罪者・月下香とバディを組むことに…。
長き眠りから覚めた菊と、超能力を使う香。
2人の少女が織りなす近未来バディアクション!
小学館のてんとう虫コミックスより発売。説明文にある通り超能力×バディモノ。ワイルドな百合作品です。
主人公が何も能力を持たない一般人というのが良いですね。てんとう虫コミックスといえばドラえもんも発売されているようなレーベルですがここまで手広いとは知らなかった……。
今期の百合アニメ
今回はアニメの話も少ししたい。
ささやくように恋を唄う
百合姫の人気作「ささやくように恋を唄う」がついにアニメ化!
本誌ではもう付き合って久しいひま子と依先輩ですがアニメで改めて初々しい2人を見れるのはいいですね!
ちなみにLINEのふるふる機能がなくなったことによってアニメと原作で差異が出たのは笑いました。
昨夜放送の『ささやくように恋を唄う』のアニメ、ふるふるはQRコードに変更されていました
— ちゆ12歳(23周年) (@tiyu12sai) 2024年4月20日
※原作は『百合姫』2019年6月号(2019年4月18日発売)で、LINEのふるふる機能は2020年5月に廃止
「はい! ふるふる~」が好きだったので残念です pic.twitter.com/I1jvW1o1En
「はい! ふるふる~」←かわいい。
終末トレインどこへいく?
「撲殺天使ドクロちゃん」や「ガールズ&パンツァー」で有名な水島努監督によるアニオリ作品。
新しい通信方式「7G」によって変になってしまった終末世界を電車で旅するといった感じかな。
実は最近「撲殺天使ドクロちゃん」にハマった影響で何話か見たのですが、百合がメインとまではいかないものの女の子4人の電車旅ということでかなり百合の波動を感じます。
「シメジシミュレーション」や「てるみな」などちょっと変な世界観の作品が好きなので個人的には刺さりました。人は選ぶ作品だと思います。
てか主人公の旅の動機が友達に会うためというのがもう百合ですよね。じゃあ百合作品か。
と、いうことで少し遅くなりましたが4月の百合情報でした。そろそろGWなので色々と積んでる百合本も読んでアニメも見て、とまったり過ごしたいですね~。
ということでこの辺で。ではでは。