こんにちは、寒くなってきましたね、女児です。
フラグタイムの映画を見に行ったので今回はその感想を。
”3分間だけ、あなたのこと好きにさせて。”
誰とも関わりたくない、関われない。人付き合いが苦手な森谷美鈴は、1日3分間だけ時間を止められる高校生。
ある日彼女は、時間が停止している間に、クラスいちの美少女・村上遥のスカートの中を覗いてみたが、なぜか村上遥には時間停止の力が効かず、秘密がバレてしまう。
お詫びとして森谷は村上の願いを何でも聞くと約束するが————
原作は秋田書店より発売されたさと先生作の『フラグタイム』(全2巻)。
監督は『あさがおと加瀬さん』のアニメ化の際も監督を務めた佐藤卓哉監督。
実は女児は『あさがおと加瀬さん』が劇場公開された時に見に行けなかったのでフラグタイムがアニメ化すると聞いたときに、「今回こそは!」と思い原作2巻を購入して待ち構えていたのですが気づいたら劇場公開が始まっており、結局原作を読む前に映画を見に行ったのでした。ま、まあそれも楽しみ方の一つだし?(見終わった後に原作はしっかり読みました)。
と、どうでもいい話は置いといてネタバレしない程度に感想を申し上げますと……。
はわわわわわ//////(赤面)
映画館で思わず顔を塞いでしまうくらい(マジです)の濃厚な百合!百合!
前半、予想以上の肌色成分というか下着成分の多さにニヤニヤが止まらない……と思っていたら後半で突然のシリアス(暗め)。温度差で風邪ひきました。漫画だとさっと流してしまうような暗めのシーンも映画の演出付きで見るとかなりきますね。
中盤から後半にかけてはストーリーが二転三転して、予想もしないよう展開が続きハラハラします。
そしてラストは大団円、これどうなるんだ!?と途中思いましたがすっきり終わり。主人公の森谷も村上さんも一回り人間として成長したなぁと思える終わりでした。
なんといっても村上さんの「百合漫画に出てくる顔がいいめんどくさい女」の模範解答っぷりはすごかった。前半は森谷と共に女児も完全に弄ばれてたのですが攻められると面倒くさいところを出してきて100点でしたね。
キャストに関しても違和感なく、というか完璧だったと思います。森谷ちゃんはめっちゃ純粋かわいかったし、村上さんの意地悪なイケ女っぷりに女児もやられました。声優ってすごい。
結論を言うと最高!!!!!!!!百合要素もストーリーも演出も素晴らしく文句なし、60分の映画でしたが見てみると一瞬で終わり。堪能しました。
ちなみに初週入場者プレゼントとして書き下ろし漫画の小冊子がついてきたのですが、
これまた尊い内容で佳かった。これをもらった時点で1500円以上の価値があるので映画が実質無料になるんですね。
てな感じで映画『フラグタイム』の感想はここまで。そんな長くやってないと思うので気になった人は今すぐチェックだ!!!
原作である漫画版『フラグタイム』の話
フラグタイム(1) (少年チャンピオン・コミックス・タップ!)
- 作者: さと
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2014/03/07
- メディア: コミック
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といってもストーリーは映画と同じなので、映画との違いとかを話します。
大きな違い、というか漫画版の利点としてはやはりお話が多い、ということでしょうか。(60分の映画だとストーリーを全部拾うということはせず必要な分だけ使ってあとは映画オリジナルの部分を~という風に作られているので当たり前の話ですが)。
特に1巻の巻末漫画の様な2人が出会う前のお互いの話が載ってるのが個人的に嬉しかったですね。キャラクターをより掘り下げて見られるというのは漫画版の利点ではないでしょうか。
あとはラストの展開とかがかなり変わってるのですが……。まあこれはネタバレなので割愛。
その他だと映画では森谷が村上さんのスカートをめくった理由に関してわりかし有耶無耶なのですが漫画だとスカートをめくった理由が「村上さんの顔が良かったから」です。
そんなこんなで『フラグタイム』の話は終わりですが。
『神絵師JKとOL腐女子』
容姿淡麗だけど残念な腐女子OLのアイと、SNSのフォロワー数4万人超の神絵師JKのミスミ。好きなアニメの解釈をめぐり、SNS上で意気投合した2人は、あるイベントで実際に会うことになり…!? 『フラグタイム』のさとが描く、年の差ガールズラブストーリー♡
さと先生作品の話ということでこの作品を紹介しないわけにはいきません。
現在ふらっとヒーローズにて連載されている作品です。既刊1巻。
ストーリーは同じカップリングを好きになった腐女子2人が仲良くなって……。という感じなのですがこの漫画は肌で感じてもらいたいのでこちら↓かpixivコミック等で掲載されているのを読んでもらうのが早いです。
神絵師JK×OL腐女子漫画 ① pic.twitter.com/NLn61yaPLG
— さと (@sasasatotototo) 2018年5月26日
登場人物がほぼ全員腐女子で、会話のやり取りが完全にリアルなオタクのソレなのでオタクの人ならば読んで共感間違いなし。ミスミさんの友人2人とのやり取りでめっちゃ笑いました。
この軽快なテンポとシュールなネタは『フラグタイム』とは180度違った良さがありますね。
では百合成分の方はどうかというとこれまた高品質で、とにかく純朴田舎少女なミスミさんといろいろ背負ったアラサーというめんどくさい立場のアイさんの葛藤とかやり取りが尊すぎて…その…なんだ…つまり…
好きです!!(語彙力)
ということでなんというかちゃんと紹介できてないような気もしますがこんなところで。
とにかく映画を見に行って欲しい。そして原作漫画を読んで序でに『神絵師JKとOL腐女子』を買って欲しい(強欲)という想いで書きました。
ラストに『神絵師JKとOL腐女子』からセリフを引用して当記事を締めたいと思います。
だ…ダメだ もう…語彙力がなさすぎて…義務教育からやり直したい…