こんにちは女児です。ご無沙汰しております。今月も楽しい楽しい百合情報の時間なんじゃよ。
![コミック百合姫 2021年8月号[雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/51Grr9wSIyS._SL500_.jpg "コミック百合姫 2021年8月号[雑誌]")
てなわけで百合姫の感想から。今回は色々と要素が多いです。
新連載
- スピカをつかまえて/織日ちひろ
織日ちひろ先生による新連載。内容は成績学年2位の主人公が学年1位のお堅い風紀委員が女の人とラブホに入っていったところを見かけてしまって…みたいな感じ。
細かくはもうちょっと話した方がわかりやすいんですがまあ大体はこんな感じです。
1話を見ただけの感想で行きますと絵が中々綺麗ですね。読みやすいしキャラも美人系からかわいい系までいて幅広さもあります。
内容的にはまだ1話ということもあってどういう方向性に向かっていくのかはまだまだわかりませんね。
ただ最初のシーンから察するにかなり作りこまれたストーリーになっている気がするので楽しみです。
- 今日はカノジョがいないから/岩見樹代子
待ってました！「透明な薄い水色に」「ルミナス＝ブルー」でおなじみ岩見樹代子先生の新連載！ 彼女がいるけど公言できなくて寂しさを感じている女の子に忍び寄る女の子・・・といった感じの作品かな。
前作もそうだったのですが読んでみるとやっぱり表現力(演出力？)の高さに驚かされますね。てかふうこちゃんの顔が良いなあオイ！
前作「ルミナス＝ブルー」でも三角形に近い関係性を描いていましたが今回も三角関係がメインになりそうですね。てか不倫だし。
- こちら、母なる星より -Cardinals-/結川カズノ
厳密にいうと新連載とはちょっと違いますが10月に発売される日本一ソフトウェアの作品「こちら、母なる星より」の漫画連載(全4回)です。小説まで付いてきます。
漫画はなんとあの女児だいすきな「雑草譚」の作者結川カズノ先生です。
当ゲーム作品の解説は後に回すとして内容としてはゲームの雰囲気よりかなりしっとりとした感じがしますね。結川カズノ先生の作風とも合ってますしいいと思いますが実際のゲームとは雰囲気が結構異なってそうです。いや、本編もこんなものなのかもですが……。
ゲームを購入される方にとっては事前情報として色々楽しめるのではないのでしょうか。勿論女児も買いますよ。たぶん。
読切
- 終日くらり/玉崎たま
おねロリ。今号おねロリ多いな！ ・・・というのは置いといて「行進子犬に恋文を」でお馴染み玉崎たま先生の作品です。
田舎に飛んできて楽しくない日常を送っていた都会レディが田舎の女の子に癒されるお話といった感じかな。
照れる幼女かわいいなあああああ！！！！！！！！ 16pという短い内容でここまでストーリーを進行させてここまで百合好きを悶絶させてくれるのは流石ですね。いやほんと幼女カワイイ！ この先に2人がどうなったかも気になります。
そしてこういうことを言うと偉そうですが玉崎たま先生、本当に絵が上手くなりましたね。また何か連載してほしいですな。
- 海から来たメイドさん/もずくず
もはやおなじみもずくず先生のおねロリ作品。内容はタイトル通り海から来た記憶のないメイドさんとお屋敷に住んでいる箱入りお嬢様が仲よくするといった感じかな。
全体的にギャグテイストでしたが奔放なお嬢様と心通わせているシーンは強き百合の波動感じましたね。
オチは・・・これでいいのか・・・。
- 若君さんと鬼ギャルさん/尾野凛
こちらもお馴染み尾野凛先生による作品。内容は特進科の真面目王子と被服科のギャルが争う・・・みたいな感じかな。
なんといっても尾野凛先生はキャラがかわいいですね。でもバリタチが弱ってるところをもっと見たかった(これは私の願望なので無視してください)。
出張掲載
- 香りと影/寺山電
月末に発売の「アップルパルフェ おねロリ百合アンソロジー」より出張掲載。
- ツン姫さまとダメ王子ちゃん/ヨウハ
百合姫6月刊の出張掲載。
- 今日はまだフツーになれない/U-temo
ゆりひめ＠ピクシブからの出張掲載。
以上の3作品については特に解説は控えておきます。まあまたどっかで機会はあると思うので……。
連載作品
- 私の百合はお仕事です！/未幡
純加さんと果乃子ちゃん回。以前から純加さんさあ・・・と思うことは多々あったのですが今回は・・・うん。
個人的に自分の感情に振り回されてる女の子は好きなのですが純加さんは本人が理性的なのにソレに悩まされているのはなんともいいですね。ひめちゃん達と違って中々出口のない感情になりそうですががんばれ純加さん！(投げやり)
それはそれとして果乃子ちゃん、そういうとこだぞ。
- 割り切った関係ですから。/FLOWERCHILD
最終回でした。お疲れ様でした！ なんというか色々と壮絶な作品でしたね……因縁を解消できたわけではないですが未来を感じさせるような終わり方でした。
またFLOWERCHILD先生が百合を描いてくれることを期待しております。
そんな感じで今月の百合姫の感想でした！そして以下からちょっと百合ニュース。
日本一ソフトウェアより百合アドベンチャーゲーム「こちら、母なる星より」発売決定！
宙そらからやってきたとされるそのウィルスは
地球にかつてないほど大きな被害をもたらしました。そんな災禍から長い長い月日が流れ、
今、この池袋にはわたしたち6人だけ。狭くなった街と崩れた建物、それを彩る草の緑と水の青。
そして、どこからか漂うエアコンのニオイ。「こちら、母なる星より」わたしたちは今日も大丈夫です！
だそうです。
名言はされていませんが開発元やゲームの設定が「じんるいのみなさまへ」と同一のものとみられるため精神的続編と捉えてよさそうです。前作はなんというか色んな意味で面白いゲームだったので今作も楽しみですね！ いや頼むよホント。
個人的に今年一番のビックリしたニュースでしたね。では以下よりいつもの新刊紹介のアレです。今回は多いですよ～どんどん紹介しちゃいましょう。
『初めてのキスって何歳?』西沢5ミリが描く珠玉の短編漫画集。
大学一年生の早見ゆうかは、飲み会の席で初キスの体験を聞かれる。14歳の時のその相手は…。大人気絵師が描く、少女たちの鮮やかで、少し歪で、純粋な恋の形を描く…。同人誌などから選りすぐった珠玉の短編集。
有名絵師西沢5ミリ先生による短編集。百合以外もあるとのことですがほぼほぼ百合らしいです。要チェック。
不本意ながらも進学した高校で凪紗が出会ったのは病弱な少女 茉白。
初対面であるはずの彼女は凪紗が受験に失敗した原因とも言える少女だった…。
自分を変える為、凪紗は茉白を「好き」になろうと決意する。
器用で不器用な少女が紡ぎ出す濃厚百合世界。
こちらはきららより新刊。濃厚百合世界とは何なのか気になる・・・きらららしからぬ真剣さが感じられます。
あなたがいれば、今日も満腹。Twitterで話題のシスターフッド×GL
■コミックス描き下ろし特別短編7Pを収録!■
ひとり暮らしで少食だし、作ったところで食べきれない。
でも、本当はもっと作りたい!
料理が大好きな野本さんは、そんな想いと職場のストレスから、
うっかり一人で食べきれないほどご飯を作ってしまう。
そんなとき、お隣のお隣に住む春日さんのことを思い出して
勇気を出して夕食に誘ってみると…?
KADOKAWAより発売。タイトルと解説通りです。新しい形の料理百合ですな・・・いや「新米姉妹」と形式は似てますがこちらは社会人百合でお隣さんです。
桜ヶ森高校・社交ダンス部2年の春間ききは、
「パートナー」(女役)として踊りたいと思いながら
身長が高い自分に「合う役」である
「リーダー」(男役)を続けていた。
ある日、ききは幼馴染からペアの解消を告げられ、
新しいパートナーを探すことに。
…しかし、なかなか新しいペアは組めず、
放課後に一人、憧れるパートナーのダンスを踊っていた。
そんな彼女の姿を見た
小柄で華奢な1年生・鳥羽見みちるは
「私のパートナーになってください」と言って手をとり──
百合姫新刊！ 相変わらずうたたね游先生の絵は雰囲気がとても素晴らしいです。
かわいいものが大好きなフリーター・高橋(27歳)と、
マイペースだけど繊細な漫画家・山下(27歳)。
高校生活の終盤、
就職も進学も志望しなかった二人は
進路希望で居残りになって以来、一緒にいる。
進学、就職、結婚…
人生でたびたび遭遇する「フツー」に悩みながらも、
なんだかんだ前向きに生きていく。
女子二人。ゆるっと心に染みる、ちょうどいい関係。
以前の記事にて紹介した作品です。U-temo先生は作風の幅が広い上に全部面白くて流石。です。
“少女"と“女性"の関係性
総勢9名の作家が織りなす「お姉さん×ロリ」だけを集めた完全描き下ろしの百合アンソロジー! !
COVER ILLUST
かわく
COMICS
伊藤ハチ/缶乃/寺山電/はづき/和泉キリフ/kurimo./政長/さかさな
さてまたまたきましたおねロリアンソロジー。パルフェももう5本目・・・かな？ 伊藤ハチ先生はもちろん缶乃先生、はづき先生の作品も個人的に楽しみです。
突然心の声を“百合だけ”受信する能力を得た、落ちこぼれエスパー・銀。聞こえてきたのは友人・彩里と恵夢の甘々百合!? どうにか2人の恋を成就させたいが恋愛経験0な銀は、個性の強い生徒たちと交流して、2人が付き合うように尽力するのだった…。
最後にご紹介はこちらの漫画。これまた奇抜なタイトルですね・・・。あの「乙女ループ」の鬼龍駿河先生の作品ということでハイクオリティでカオスなギャグが楽しめそうです。買い。
てな感じで今月の百合情報でした。Amazon紹介分もあるとはいえ長い！ 「こちら、母なる星より」も楽しみですし気になる新刊も多いので今月は色々と楽しめそうです。
みんなも楽しく百合ライフ！ じゃあまたネ。
